07.02
着物
今日は、午後チリアエンブロイダリースタジオで、新しい基礎クラスが始まりました(写真撮り忘れました。残念)。
仕事の合間に、9月の十日町の展覧会(過去のブログ)で展示する着物を選択しています。
何故、僕のところにこのような着物があるのかを説明しなければと思っておりますが、長文になってしまうので(昔のおもしろい話いっぱいありますが)、時間があるときにゆっくり書きます。
短くして言うと、祖母は東洋紡の社長の娘で、嫁入りの時に贅沢な支度をしてもらったのです。
祖母の嫁入り支度の写真と目録です。
祖母は、戦争を迎えて自分の大切な物だけを残しましたが、同じように嫁入り支度をしてもらった祖母の妹(僕からみると大叔母)が、その当時の着物をほとんど大切に残せたのです(凄)。
金糸銀糸を使って織り上げられた丸帯。
疋田絞りの帯。
それらが、僕の宝物として手元にあるのです。
これらを僕にあずけてくれた親戚は、できるだけたくさんの方にこのような日本の着物技術の素晴らしさを見ていただきたいと願っています。
僕は、着物の知識はあまりないのですが、これらは本当に綺麗で着物の古着屋さんとかでは見たことはないものです。
金・銀通しで柄が浮き上がる、夏の着物。
この着物は、まさに展覧会をやる十日町で作られた越後上布だそうです。
もう、麻の着物は、十日町では作られていないそうです。
そんな話を聞くと、これらの着物の素晴らしい技術が継承されているのかが、ちょっと心配になります。
そんな思いもあって、是非みなさんにもご覧いただきたいのです。
ツアーの日程も決まりました。
9月18日(金)~19日(土)の2日間です。
トークショーやミニファッションショーもホテルで開催する予定です。
詳しくは、また書きますが、是非参加して欲しいです。
よろしくお願いします。
今から、ロイヤル会(過去のブログ)の設営に行ってきます。
3日間会場におります。