2009
06.25
06.25
若い時
若い時に、この香炉を京都で見て気に入って、何度もその骨董屋さんに通い、手に入れたものです。
銅に銀と貝の象嵌です。
お気に入りです。
これは、明治か大正に作られ、海外に輸出された工芸品で、芝山細工の象牙の箪笥です。
象牙をくりぬいて、木の引き出が入っていて、貝殻や珊瑚の象嵌と蒔絵でできています。
これも若い時に手に入れた物ですが、何だかとても微妙な感じな物です。
象牙の物を集めてた時期があったので、衝動買い?だったかな。
しかし、今見てみると、外人好みの柄を寄せ集めて作った感じに見えてきました。
若い時に買った骨董品は、、今の自分にとって微妙な物になってしまった物、いっぱいあります。
でも、若かった頃の自分を見てるようで、それも楽しく眺めています。