2017
11.29

美の壺NHK BSプレミアム

お知らせ, メディア

12月1日(金)午後7時30分~NHK BSプレミアム「美の壺 和箪笥(わだんす) 深い愛着の家具」に、出演しています。

和箪笥(わだんす)の“女王”と呼ばれる「桐箪笥(きりたんす)」の魅力は引き出しの密閉性。ハガキ1枚の隙間さえ作らない、職人の精緻なカンナ技に迫る!さらに、カラクリ満載、金庫のような船箪笥(ふなだんす)や、龍や唐獅子など飾り金具が豪華な仙台箪笥(せんだいたんす)が登場!150年たった古い箪笥(たんす)を見事修復する達人も!知られざる和箪笥(わだんす)の魅力を伝える。(美の壺HPより)

番組の方が、桐のタンスを継承してるという方を探していて、出演することになりました。

この写真は、祖母の嫁入道具の桐のタンスの写真です。

「美の壷」のスタッフ方から、連絡が来る3ヶ月くらい前に、叔母と従姉妹叔母から、同時に「桐のタンス、入らない?」と話がありました。

曾祖父が、祖母や大叔母に用意したタンスを見たかったのと、桐のタンスはとても優れていることを知っていたので、受け継ぐことにしました。

まず、祖母のタンスが届きました。上の写真の真ん中のタンスです。

思ったより、小振りだったので、自分の家に運んで、や大切な着物を保管することにしました。

大叔母のタンスも、神戸から3つ届きました。

2つは、扉に銅板で象嵌のような技術で、松と波が描かれています。でも、側面が小火で焦げてしまったそうで、大手術が必要です。

桐ダンスの凄いのは、修復ができることです。

実家が家事になった時に、母の桐のタンスも丸焦げになりましたが、一回り小さくなって新品になって戻ってきました。

だから、大叔母のタンスも、大手術に耐えてくれるでしょう。

僕が初めて見た、このような技術で扉に絵が描いてある大叔母のタンスを、後生にも伝えたいと思っています。

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