2009
06.21
06.21
富岡製糸場
帰り道の途中に、群馬県の富岡にある世界遺産の暫定リストに載った富岡製糸場によりました。
この工場は、明治政府が、日本の生糸の品質向上のために、フランスから技術者や建築家を呼び寄せて作られました。
建物の材料は、すべて地元で調達して作られたそうです。
責任者のポール・ブリュナ(Paul Brunat)のために建てられた家です。
糸を紡ぐ女工さんは、1等女工から3等女工まであって、優秀な1等女工の月給が1円50銭 の時代にブリュナの月給は750円だったそうです。
まだ、電気がない時代なので窓からの光で作業をして、機械は蒸気で動かしていたそうです。
何人ものボランティアの方が、親切に製糸場の中を説明してくださいます。