2013
09.19
09.19
十五夜
今日は、中秋の名月。
東京は、きれいに満月が見えています。
お月見のために昭和初期に作られた、大叔母の着物。
僕の着物のコレクションの中で一番好きな着物です。
この着物を着てのお月見の会は、いったいどんなに素敵だったんだろうか?
肩に大胆に描かれたお月様、友禅や手描きの上に刺繍を施して描かれた秋の七草、そこには丁寧に刺繍された鈴虫やマツ虫が止まってる。
金と銀の糸を交互に2mm間隔で横に通しながら、萩を影のように(柄の部分には、金・銀通しをしていない)表現してる。
日本の職人の美意識は、凄いですね。
この技術は、今でも残っているのかな?